[この質問に返信]
おっしゃるとおり、ムスリマが一度ヒジャープ(スカーフのこと)を召したものが、はずすのは善しとされません。では異教徒に対してイスラームが望む姿とは?これは国によってちがいますが、基本姿勢は「郷に入りては郷に従ってくれ」です。エジプトは異教徒に対して、柔軟な姿勢を見せていますが、それでも肌を露出したり、髪をまとめていない姿を、内心快くは思っていません。モスクに行くと、半そでや膝丈のスカート、体にぴったりの服だと、カーテンのような、ずた袋みたいなもので体を覆われてしまいます。サウジでは異教徒でもアバヤ(カラスみたいな真っ黒衣装)でないと入国できません。マネをして失礼ではなく、マネをしたほうが、相手に対して敬意を払ったことになります。私たちは常々お願いしていますが、イスラームの国へ行くときは、長袖、長ズボン、ロングスカート。できれば体のラインが出ないものを着ていって欲しいと思っています。そして、逆の格好でチカンにあったり、卑猥な言葉を投げかけられても、文句は言えません。なぜなら、イスラームでは髪を見せていることは、裸と同じ。肌を見せたり、体のラインを見せていることも、性的に誘っていると考えるからです。また、イスラームの考えは非常に利にかなっています。暑い国で通気性の良い服=ガラベーヤ日差しが強い、紫外線対策=黒の服、ベール砂埃対策=スカーフ、ターバン水が貴重な国です。シャワーや風呂にすぐ入れない人達を、いかに清潔な生活をさせるか。それがよく考えられています。異文化って面白いですね!大いに楽しみましょう。もちろん、異教徒にはして欲しくないこともありますので、また疑問があったら、質問してくださいね。
JUPITER エース