1泊2日「ピラミッド・ファイユーム」1999.9.15-16

ファイユームへ行くには途中のピラミッド街道を通過します。せっかくなので、有名なギザのピラミッドだけでなく、途中のさまざまなピラミッドもついでに見学するといいでしょう。ギザやサッカラはそれだけで時間がかかるので、別の日に訪問することをおすすめします。ちなみにこの計画ではさらにマニアックな遺跡を詰め込んだため、時間短縮でダハシュールも省いています。

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  • 99年9月15日AM6:00カイロを出発
  1. リシェト
    無料(バクシーシ)
    アメンエムハト1世、センウセルト1世のピラミッドがあります(どちらも砂山)。
    センウセルトアンクのマスタバの中がすばらしいという噂。地元の子供を使って掘り返すと見られるという話を小耳に挟んでい行きましたが、番人にあっさり却下されました。地面にトタン屋根をはっているところがあり、地下にレリーフと柱が残っているのを見ることができます。
  2. メイドゥーム
    料金16LE
    カイロから80km。現在高さ65メートル、完成時は95メートルありました。いまの姿になったのは新王国時代らしい。
  3. 第3王朝最後の王・フニのピラミッド。
    幾何学的に真正ピラミッドを建てようとした最初のもの。典型的ピラミッドの特徴をすべて備えています。完成させたのは義理の息子スネフェル。
  4. メイドゥームの近くのマスタバ
    料金不明
  5. デイル・ハマーム(修道院)
    献金だけ
  6. ラホーン・センウセルト2世のピラミッド
    料金16LE
    中王国時代、第12王朝のピラミッド。これまでのピラミッドと違うところは、日干レンガを使用していることと入口が、盗掘を防止するために北でなく南にあること。
  7. ホテル・パノラマシャカショク到着 PM4:00頃
    1泊1人・朝夕食付き38ドル/カルナック予約
  • 99年9月16日AM8:00頃ホテルを出発
  1. カルーン神殿
    料金18LE
    カルーン湖南西にあり、アメン神に捧げられたプトレマイオス朝の神殿。内部は、後世の人々の煮炊きにより煤だらけです。裏手には当時の町の遺構も残っています。
  2. ビヤフムー
    線路の近くを渡って畑を越え、左手に小屋を見ながら水路をまたぎ、草ぼうぼうの荒地に出たところ。無料
    アメンエムハト三世の台座が2つあります。あとは大きな石がごろごろしているだけ。きっとメムノンの巨像のようなものだったと考えられます。
  3. ハワラのピラミッド
    料金18LE
    中王国第12王朝アメンエムハト3世のピラミッド。現在は風化の一途。99年9月は水が内部にたまっていたので入れませんでした。ローマ時代の人骨が散乱しています。
  4. ハワラのピラミッド近くのネクロポリス
    ここはかつてラビリントスと呼ばれていた
  5. マダムムハンマドのお店でランチステーキ
  6. カラニス(コム・オウシム)
    料金16LE
    プトレマイオス朝の街がそっくり残っています。
  7. コム・オウシム博物館
    料金6LE
    小さい遺物が多い。
  8. カイロ到着 PM5:00頃