牛の頭を持つハトホル神に捧げられた神殿です。天井には色彩が残っていて、レリーフや頭部にハトホル神の顔のあるハトホル柱の保存状態は良好です。
ここには地下室もあり、案内のおじさんがいれば鍵をあけて中を見せてくれます。ただし、バクシーシが必要です。また、神殿の上の方にある部屋には古代エジプトの星座を描いた見事な天体図がありますが、本物はルーブル美術館に運ばれてしまい、現在ここにあるものはレプリカです。
また、神殿の外壁にあるクレオパトラ7世とその息子シーザリオン(カエサリオン)のレリーフは必見です。 |