役立たないかもしれない?
エジプト旅行の基本知識
エジプト「電話」事情
(Hekmat)
エジプト「携帯電話」事情
(Hekmat)
ホテルの電話でかけてもらうのがいちばん確実、簡単。でも、公衆電話も難しくはない。日本と違って、テレカはボール紙みたいに厚い。

まず、テレホンカードは、公衆電話のそばのキオスクや店で売っている。10ポンドと20ポンドがある。気をつけなければいけないのは、まず公衆電話を見て、その電話が、何処の会社か確かめておくこと。

公衆電話は4つある。

  1. 銀貨の5ピアストルでかけられるもの。これは国内専用。金貨は使えない。ヘクマットはこれを知らず、タハリール中の公衆電話に金貨を詰めて、「みんな壊れてルー」と大騒ぎ!しかし壊したのは本人だった。という逸話を持つ。
  2. メナテル。今いちばん大きな電話会社。緑と黄色の看板が目印。
  3. リンゴ。青い公衆電話。看板も青。
  4. テレコムエジプト。カイロ空港などで見かけるが、衰退の一途。ダイヤルした後、アンサーボタンを押さないと、こちらの声がまったく相手に聞こえないなど、ちょっと難しいタイプもある。壊れているわけでもないのに、呼び出し中もカウントしてしまう電話もあり、ヘクマットはこれをバクシーシ・ホンとこっそり呼んでいる。

電話のかけ方の基本は「ゆっくり」。
日本と違って、すぐプッシュしてもダイヤルされない。

画面がアラビア語だがめげないこと。旗マークのボタンを押すと英語案内になる。

受話器を取って、テレカをいれる。旗ボタンを押す。

残度数が表示され、「ダイヤルしてください」とでたら、プッシュする。

テレカに残度の穴は空かないので、画面でチェックを忘れないように。

携帯好きは日本人ばかりではありません。

嫉妬深く、お節介星人のエジプト人の携帯ネットワークはすごい。また、エジプトの「ワン切り」はちょっと違う。

日本と違って、まだ階級社会の残るエジプトでは、友達でも上の立場の人が電話代を持つのが当たり前。そして、相手が会社など、本人のお金のかからない場所にいる場合も同じく、取りあえず「ワン切り」する。

日本はエジプトよりも物価が高い国なので、電話代を持つのは当然日本人、と言う考えがあるらしく、Aminaがフラットを借りて長期滞在中したときも、ワン切りの嵐だったようだ。

エジプト国内でならまだいいが、最近では国際電話もワン切りしてくる。時差を考えずにかけてくるので、うっかり寝ぼけてリダイヤルしないように気をつけている。もっとも、3回以下のコールだと、日本の携帯は電話番号を読みとれず「通知不可」となることを発見。そんなときは「神がお望みじゃなかったのよ」と、ほくそ笑んでいる。

プリペイド式携帯もある。また、国内専用電話よりも、世界対応のGSM携帯を持つ人が多くなった。ホテルに、寝に帰るだけの私は、「電話くれ」の伝言がレセプションにたまってしまうので「頼むからGSM持ってくれ」と言われてしまった。

ノキアの超薄型コンパクトサイズは、日本の携帯よりも小さくて、薄い。
 今のところ二つ折りタイプはない。また、根付けがないものがほとんどなので、ストラップはない。だから、おみやげに持っていっても喜ばれない。「ちゃちなキーホルダー」ぐらいにしか思われない。

そのかわり、携帯カバーの種類は豊富。ぴったりフィットから、携帯着ぐるみ(ぬいぐるみ)まで様々。

メールもできる。画面は大きく、カラーもある。画面にはハートマークなどのラブラブ模様と時間は時計の文字盤表示が多い。着メロもいろいろ。

機種変更も簡単。マイクロチップ式なので、10×8mmぐらいのチップを新しい携帯に入れ替えるだけで、住所録などのデーターもすぐに使うことが可能だ。

携帯の機種についてなど、続きはAminaに聞きたい。「ブッタ・フォン」てなーに?