遺跡・観光
ハルガ・オアシス

バガワート
DATA>料金20LE・学生10LE/時間7:00〜17:00/無休
ハルガの共同墓地だったところで、コプト教の霊廟が多数残されています。聖書を題材にした壁画や天井画が残されているところや、ミイラが残っているところがあります。案内人のおじさんがついてきますが、結構広いので断らないほうが良いでしょう。ただし、最後にバクシーシを忘れずに。
ヒビース神殿
DATA>修復中のため非公開
末期王朝時代頃に建てられ、アメン神に捧げられた神殿です。私たちが行ったときは、大修復中で足場が架かっていたりしましたが、頼んだら少しだけ見せてもらえました。天井のある部分には、彩色も残っています。
ナドゥーラ神殿
DATA>無料/無休
カエサル・アントニウスの治世。丘の上にあります。日乾煉瓦でできた壁の一部と、神殿部分の石壁がわずかにあるだけで、ほとんど何も残っていませんでした。
ニューバレー博物館
DATA>料金20LE・学生10LE/時間8:00〜16:00/無休
2階建てで広い博物館です。オアシス周辺から出土した物が展示されており、王朝時代、プトレマイオス朝時代、グレコローマン時代と時代ごとに分類されていて、見ごたえがあります。入口でカタログも売っていました。
工芸工場
DATA>無料/無休
実際に「蹴りろくろ」と言われる、足で蹴って動かすろくろを使って行なう土器の製作風景や、それに装飾を施しているところ、ベドゥインの伝統織物を織っているところなどを見ることができます。別の建物では、そこで造られた工芸品を売っています。値段交渉もでき、街中のおみやげ物やさんで買うよりも安価だとは思いますが、日本に持ち帰る間に壊れないように注意してください。
カスル・ル・グウェート
DATA>料金20LE・学生10LE/時間7:00〜17:00/無休
末期王朝時代からプトレマイオス朝時代の遺跡です。アメン神、ムート神、コンス神に捧げられた神殿です。奥の至聖所には天井もあり、壁の部分にはわずかに色彩も残っています。鍵を開けてくれるおじさんが来るまで、少し待つこともあります。
カスル・ル・ザイヤーン
DATA>料金20LE・学生10LE/時間7:00〜17:00/無休
グレコローマン時代の神殿があり、ここから大量のプトレマイオス朝時代のコインが発見されました。周壁は日乾煉瓦、建物部分は石を使って造られています。屋根も残っていて、上に上ることができます。
カスル・ル・ドゥシュ(Kysis)
DATA>料金20LE学生10LE/時間8:00〜17:00/無休
なだらかな丘の上にありますが、たどり着くまでの地面が小石混じりの砂地なので大変歩きにくいです(元は参道があったと思われます)。セラピス神とイシス神のために造営された神殿です。天井が残っている部分もあり、一部の天井はドーム型をしています(修復したのかもしれません)。壁には、神々に捧げ物をする王の姿が描かれています。
シャムスッディーン
DATA>無料(案内のおじさんにバクシーシ)/無休
場所がわからなくてさんざん探し回った挙句、やっと見つけた案内のおじさんに連れて行ってもらったところは、上部構造のほとんど残っていない日乾煉瓦の遺構ばかり。でも、おじさんは一生懸命説明してくれて、とても感じが良かったので大満足でした。