遺跡・観光
バハレイヤ・オアシス

キロシッタ
DATA>非公開
発掘中のためもちろん観光できません。ただし、1人30LE・カメラ10LEのソデの下を使えば……噂です、あくまで噂。
名前の由来は町から6キロのところにあるから…。アラビア語で6は「シッタ」なので、直訳すると「6キロ」になります。2001年に私達が行った時は、近づくことすらできませんでした。現在も発掘中のためもちろん観光できません。
ベス神殿
DATA>料金バハレイヤ共通チケット30LE・学生15LE/時間9:00〜16:00/無休
工事中
考古局内の博物館
DATA>料金バハレイヤ共通チケット30LE・学生15LE・カメラ10LE(ミイラ室のみ)/9:00〜16:00(金曜日昼の礼拝時間は休み)
グレコローマン時代の棺や子供の棺、ベス神の石像などが展示してあります。
この考古局でバハレイヤの共通チケットを買ってから移動してください。ただし、私たちが行った時は共通チケットにもかかわらず、しっかり各所でお金を要求されました。
バネンティウの墓
DATA>料金バハレイヤ共通チケット30LE・学生15LE/時間9:00〜16:00/無休
第26王朝時代の墓です。壁画の保存状態もよく、最後の審判の場面やミイラ作りの場面が描かれています。無造作に小部屋に放り込まれた小さな石棺もあります。
アイナ・ル・マフテフ神殿
DATA>料金バハレイヤ共通チケット30LE・学生15LE/時間9:00〜16:00/無休/アクセス・アレキサンダー大王神殿の東
第26王朝時代の神殿跡です。現在修復作業が行われていて、屋根が作ってありました。
神々の行進の壁画を見ることができます。
アレキサンダー大王神殿
DATA>料金バハレイヤ共通チケット30LE・学生15LE/時間9:00〜16:00/無休/アクセス・バウィーティの西
建物としては、ほとんど何も残っていませんが、アレキサンダー大王のカルトゥーシュが発見されたところです。発掘された土器の破片などが地面に並べられていて、思わずパズルをしてしまいました。
アメンヘテプフイの墓
DATA>料金バハレイヤ共通チケット30LE・学生15LE/時間9:00〜16:00/無休
新王国時代の知事の墓です。マァトの羽を両手に持ったホルスやアヌビス(がってんだホルス&がってんだアヌビスと密かに呼んでいました)の壁画があります。
オアシス・ヘリテージ・ミュージアム
DATA>料金寄付/無休
道端にある大きなラクダの像が目印。バハレイヤオアシスの芸術家マハムード・エイド氏の作った作品を展示してある、アトリエのような所です。オアシスの生活風景や民族的なものを焼き物などで表現してあります。
ローマ要塞(HAIZ)
DATA>非公開
遠くから眺めただけ。要塞の崩れかけた外壁(日干煉瓦)が見えました。
ガバル・インギリーズ
DATA>無料/無休/アクセス・バウィーティの東
第二次世界大戦中、イギリス軍が、「砂漠のキツネ」と呼ばれたドイツのロンメル将軍を迎え討つために軍隊を置いたところです。ここからは周囲が一望でき、軍隊を駐屯させたこともうなずけます。
バハレイヤ〜ファラフラ
DATA>番人がいるわけでもなく自然なものなので料金、時間など関係なし
ホット・スプリング
すべてのオアシスのホットスプリングに共通することは、鉄分が多くて白い物を着て入ると(決して水着だけで入らないで下さい)服が茶色く染まってしまうことです。お湯の温度は調節されているらしく、気持ちのよい温度ではありますが、中の壁に藻のような物がはりついていて、にゅるにゅるして少し気持ちが悪いです。(私たちは「にゅるにゅる君」と読んでいました。湯船?の形はどこもなぜか鍵穴のような形状に統一されていました。(お湯が流れてくる丸い所と、それを溜めておく丸い部分があり、前方後円墳のようです)
黒砂漠
バハレイヤを出てしばらく行くと、両側に見えてきます。砂の表面に黒い石?の粒が覆い被さっていて、全体的に黒く見えるためにこう呼ばれているようです。ピラミッドマウンテンと呼ばれている、ギザのピラミッドそっくりの山が3つあるところがありますので、見つけてみてください。
クリスタル・マウンテン
砂漠の中を通る道路脇に突然現れる、名前のとおりクリスタルでできた山です。以前はもっと大きな山だったらしいのですが、観光客がクリスタルをお土産に持ち帰ってしまうので、今では山の大きさがだいぶ小さくなったと言っていました。本当に山全体にクリスタルがゴロゴロしていて、時間も忘れて拾いあさってしまいました。
白砂漠
白い石灰岩(とてももろい消石灰?)の岩が風と砂の浸食作用でマッシュルームのような形になってしまったものがたくさんあり、崩れた石灰岩とマッシュルームで白砂漠だということはすぐにわかります。その真っ白な石灰岩の中にいると、まるで雪国に迷いこんだような錯覚に陥ります。(でも昼間はとても暑い!)白砂漠でのキャンプは、一生の思い出に残ることでしょう。月と焚き火の明かりだけをたよりにご飯をたべ、満天の星空の下で天の川を眺めながら砂漠に寝そべっていると、都会のわずらわしさが嘘のように感じられます。(砂漠でキャンプをされる方は、夜の防寒対策をしっかりしていって下さいね。)

もし今度行くことがあったら、天体望遠鏡を持っていきたいなぁと思ったのですが、空港で没収されそうだし、重量オーバーですね。なんかいい手はないのかなぁ。(Nadia)