遺跡・観光
サッカラ

サッカラ
DATA>料金20LE(学生10LE)カメラ各墓10LE ビデオ100LE/無休7:30〜16:00(冬季7:30〜17:00)
ジュゼル王の階段ピラミッドと複合体
エジプトで最初に作られたピラミッドと言われています。マスタバを積み上げたような形をしていて、階段状になっているのでこう呼ばれています。フランス人の考古学者ロエール博士がピラミッド複合体の修復を行なっていて、御年90以上にもなられるのに、現役で活躍なさっていると聞きました。裏の方にある小部屋は中をのぞくことができ、ジョゼル王の像が置いてありますが、本物はカイロの考古学博物館にあります。
ウナス王のピラミッド
ジョゼル王の階段ピラミッドの南側にあります。一見すると瓦礫の山のようですが、中に入るとピラミッドテキストと呼ばれる神々への賛歌などがヒエログリフで彫られています。現在は中に入ることはできません。
テティのピラミッド
メレルカのマスタバの向い側にあります。ここは、中に入ることができ、天井には星が描かれ、壁にピラミッドテキストが描かれています。最初にこれを見たときは、鳥肌が立つほど感動しました。
メレルカのマスタバ墳
テティ王のピラミッドの北西にあり、部屋の数は大変多く30室以上あります。ナイル川での漁の様子や(網の中には種類の違う魚がたくさん描かれています)カバ狩の様子などが細部まで細かく描かれています。石灰岩製のメレルカの像もあります。
カゲムニのマスタバ墳
メレルカの隣にあります。ダンスをしているところや漁の様子、水辺の草の上にいるカエルやトンボなど、細かい描写のレリーフが残っていています。
プタハヘテプ&アンクラーヘテプのマスタバ墳
階段ピラミッドの西側にあります。レリーフも彩色付きで比較的綺麗に残っています。
ティのマスタバ墳
セラペウムの近く北側にあります。第5王朝末期の人物です。中庭もあり、部屋の中の彩色もとても良く残っています。当時の使用人の仕事風景など、興味深いレリーフが描かれています。
セラペウム
スフィンクス参道の突き当たりにある、聖牛アピスのために造営された地下墳墓です。中には聖牛の石棺と、それを納めるための小部屋が30近くあり、一人で中に入ると少し怖いです。1つだけ綺麗に装飾が施された石棺がありました。現在は落盤の危険があるため非公開ですが、もし運良く見ることができるのでしたら、懐中電灯は必需品です。(現在非公開)
ホルエムヘブの墓
(非公開)
セケムケトの階段ピラミッド
ウナス王のピラミッドの南側にある、未完成の階段ピラミッドです。
ウセルカフのピラミッド
階段ピラミッドの北東にあります。葬祭神殿には綺麗なレリーフがあります。
ギリシアの詩人・哲学者の円形広場
DATA>無料/無休/アクセス:セラペウムのすぐ前
オリンピア競技の優勝者を讃える詩などを多数残した、BC5〜4世紀にギリシアで活躍した詩人ピンダロスと同名の彫像ですが、同一人物の像かどうかは不明。セラペウムと地中でつながっている。アヌビスエイオン(テティのピラミッドやメレルカのマスタバなどがある後方)に向かって、スフィンクス参道があります(今は砂に埋もれていて見えませんが)。
シェプセスカフ王のマスタバ
DATA>サッカラ南
第4王朝のメンカウラーの息子、シェプセスカフ王のマスタバです。馬やらくだでも約40分の距離があるので、らくだステーションがティのマスタバ近くにあるので借りていきましょう。見学にはガイドが必要なので、このラクダステーションで相談を。
ペピ2世のピラミッド
DATA>シェプセスカフ王のマスタバの隣/階段ピラミッドの3キロ南にあります。
ほとんど砂山と化していますが、葬祭殿の敷石、柱を一部見ることができます。3人の王妃の小さなピラミッドも残っています。
先王朝時代の遺構
DATA>サッカラ南
日干し煉瓦の遺構が残っていて、一部は保存のために屋根がついています。 パレスファサード(壁のでこぼこ模様)が、当時すでに存在していたことが分かります。まずは、階段ピラミッドの周壁をよく見てから行くと、よりイメージしやすいでしょう。
ペピ1世のピラミッド
DATA>階段ピラミッドの2キロ位南にあります。
後送
イビのピラミッド
DATA>ペピ1世のピラミッドの1.5キロ南にあります。
とても小さなピラミッドで、ほとんど残っていません。
第5王朝のマスタバ墓群
DATA>料金新貴族墓10LE(学生5LE)カメラ各墓10LE ビデオ100LE/無休/7:30〜16:00(冬季7:30〜17:00)
階段ピラミッドに向かって左側(確認中)。常駐の番人はいません。カギが来るのに時間がかかることもあるので、見たいときはまず最初に行って、カギがいつ頃届くのかを確認し、時間がかかりそうなときは先にほかを見ておこう
ネフェル・ヘルエン・プタハ
通称鳥の墓。鳥の群れのレリーフがすばらしい。ただし、その他は下書きのような黒線が残っているだけです。
ネフェル
色鮮やかなレリーフ。川の様子がよく描かれています。
イルカプタハ
8体の彫像が、色鮮やかに並んでいます。レリーフも細密。また、壁画を描く際に、基準線として用いられた方眼が残っているところがあるので、注意して探してみてください。
ニアンククヌムとクヌムヘテプ
2つの墓がつながっています。2人は兄弟か、もしかすると双子かもしれません。 仲のよい姿がレリーフに見られます。